Maria's Vancouver Life 2018

Maria's Vancouver Life 2018

This blog is written by a Japanese girl. Love figure skating, travel and coffee.

I stayed in Vancouver from Nov.2018 to March 2019 #SportsVolunteer #FigureSkating #Coffee #Japanese #travel

Donation Day: Tuesday: Vancouver Art Gallery

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124101j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124130j:plain

特に気にいった作品



バンクーバー・アート・ギャラリー(ロブソンスクエア前。スケートリンクがあるところです。UBCのロブソンキャンパスも)では、火曜日がなんとDonation Dayで自分の好きな金額で入れるのです!流石にゼロで入っている人はみたことがありませんが・・・・・大人料金は20ドル近くするので、学生でも10ドル以上はかかるので、この日を狙いましょう。ちなみにわたしはいつも5ドルですが、ご婦人たちは一人当たり10ドル払っているのを見かけます。

火曜日 午後5時から9時まで!

なので時間帯には注意してください。

わたしは15分前についたらかなり並んでおり、直前には外まで列が伸びていました。少し早めについておくのをお勧めします。また、リュックサックを持っている場合、入り口で必ずといっていいほど止められるので、あらかじめ預けておきましょう。預かりは無料です。荷物は何個でも大丈夫。ただし貴重品は身につけておきましょう。引き換えにカードをもらいますので、それを無くしてはいけませんよ!

さて、今の期間はマティスをはじめフランスの画家たちの展示をやっています。3月1日から作品が増えるようなので、またぜひ行きたい。通常、美術作品は光に当てると劣化するため、年間半年以上は外に触れないように取り決めがあります。カナダでは知りませんが、多分同じ?つまり海外貸し出しも合わせて期間を超えないようになっているわけです。また、ライティングの光の強さも調整されています。ヨーロッパの美術館など行くと、やたら暗い部屋がありますが、あれにはちゃんと理由があるのです。かなり劣化が進んでる場合は光を抑えて劣化を防いでいんるです。

Vancouver Art Gallery

Berthe Morisot
Madame Boursier and Her Daughter, c. 1873
oil on canvas
Brooklyn Museum, Museum Collection Fund, 29.30
Photo: Sarah DeSantis, Brooklyn Museum

Claude Monet
Rising Tide, 1882
oil on canvas
Brooklyn Museum, Gift of Mrs. Horace O Hovemeyer, 41.1260.30
Photo: Brooklyn Museum

この2点は、ホームページよりです。キャプションが結構よくて、画家がどんな状況で描いたのか、どんな背景があるのか、誰からインスピレーションを受けたのか、など説明されていますから、ぜひみてみてください。ちなみにこの日、日本人の若者を何人か見かけましたが、

1女の子の場合

写真を連写してとにかく撮りまくりながら、「あ、これかわいー」と言いながら川の流れのように進んでいく

2男の子の場合

女の子たちよりはまだマシでしたが、なにこれ?いつ描いたやつ?だれ?等々、全部キャプション見ればわかることを・・・・

高校生〜大学生くらいだったので、学校の語学研修だかだと思うのですが、ちょっとあまりにひどい。中国人や韓国人など、アジアの人たちは写真を撮りまくる傾向にありました。フランス語を話していた若者たちは、絵をみながら、ここが何派っぽい、とか、構図の話などをしていて関心したものの・・・・。アジア人は親が写真撮るだけだったりするので、子供と対話していないんですね。もっと美術作品の見方というかマナーを小さい頃から学んでほしいです。日本人、マナーがほんとにひどかったです。

French Moderns: Monet to Matisse, 1850-1950 presents sixty paintings and sculptures from the Brooklyn Museum’s renowned European permanent and long-term loan collections. Identifying France as the artistic centre of international modernism from the mid-nineteenth to mid-twentieth centuries, these works—which are diverse in subject matter, style and scale—were created by leading artists of the period, intended both for private collections and public display. The works in French Modernsexemplify the avant-garde movements that defined Modern art from the late-nineteenth to early-twentieth centuries, tracing a formal and conceptual shift from depicting the pictorial to evoking the idea, from a focus on naturalism to the ascendance of abstraction. The exhibition includes examples of the key movements of the period—Realism, Impressionism, Post-Impressionism, Symbolism, Fauvism, Cubism and Surrealism—that emerged in and around Paris between 1850 and 1950 and quickly became part of the dominant Western canon. Organized primarily chronologically into several sections including The Academy, Breaking from the Academy, The Impressionists and their Circle, Early Modernism, Surrealism and Abstraction, this exhibition offers fine examples of painting and sculpture from this critical century in Western art history. (公式ホームページより)

翻訳:

フランスの現代美術(フレンチ・モダン)

:モネからマティスまで、1850年から1950年までには、ブルックリン美術館の有名なヨーロッパの永久および長期のローンコレクションから60点の絵画と彫刻が展示されています。 19世紀半ばから20世紀半ばにかけて、フランスを国際モダニズムの芸術の中心地として特定したこれらの作品は、その主題、スタイル、規模において多様であり、当時の一流の芸術家によって創作されました。ここにあるフランス近代の作品は、19世紀後半から20世紀初頭にかけての近代美術を定義した前衛的な動きを、自然主義への焦点から抽象化への移行まで、形式的で概念的なシフトを描いて描写しています。この展覧会には、1850年から1950年の間にパリ近郊で出現し、すぐに西部の支配的なカノンの一部となった時代の重要な動きの例、リアリズム、印象派、ポスト印象派象徴主義、フォービスム、キュービズムシュルレアリスムが含まれます。主に年代順に、アカデミー、アカデミーからの脱却、印象派とそのサークル、初期モダニズムシュルレアリスム、抽象化などのいくつかのセクションに編成されて、この展覧会は西洋美術史におけるこの重要な世紀の絵画と彫刻のすばらしい例を提供します。

セクションは、上にかいてあるように、4つに分けられており、壁の色わけもされていたのでわかりやすかったです。素敵な作品がとにかくたくさんあったし、マティス、モネ、ドガロダンシャガール・・・・等々有名どころもたくさん。

 

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124157j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124232j:plain

ドガの作品

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124251j:plain

みんなドガの絵画だけみていたけれどね。ドガは結構な量の彫刻も作っているんですよ。手前にあるので、それもみてね。

f:id:torizuka-maria-jp:20190228125734j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124345j:plain

これはマティス。額縁もかなり素敵なので、みてね

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124421j:plain

かなりマットな作品。特に白をもったり使っている

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124449j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124513j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124529j:plain

セザンヌ

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124547j:plain

ぱっと見、他の油絵と違う質感!と思ったらキャプションをみましょう。

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124620j:plain

予想通り。テンペラでした。テンペラとリネンと書いてありますね。

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124655j:plain

ドガにインスパイアされたそうです。

 

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124903j:plain

かなり独創的な額縁に入ったこちらはシャガール

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124929j:plain

f:id:torizuka-maria-jp:20190228124958j:plain

これはかなり好き。鳥と人間が絡み合っています。

f:id:torizuka-maria-jp:20190228125026j:plain

初めての作家を知ることができて嬉しい。

f:id:torizuka-maria-jp:20190228125100j:plain

2、3階は常設展です

f:id:torizuka-maria-jp:20190228125141j:plain