Maria's Vancouver Life 2018

Maria's Vancouver Life 2018

This blog is written by a Japanese girl. Love figure skating, travel and coffee.

I stayed in Vancouver from Nov.2018 to March 2019 #SportsVolunteer #FigureSkating #Coffee #Japanese #travel

2019.1.7. Violin Lesson

2019.1.7. Monday

11:00-13:00 Practicing Ice Skating

15:00- 15:30  Violin Lesson

* Coffee Break

18:00- 21:00 Accesibility Training - PuSh 

こんな1日でした。初めてのお試しバイオリンレッスンは、中国系カナダ人の先生。(そういえば高校生の時の英語の先生も中国系カナダ人の先生でした。ケン先生、元気かな)。細身で娘にもバイオリンを教えている物腰柔らかな先生でした。レッスン室に自転車があるのでびっくりしたら、「今車がない」と日本語で答えられさらにびっくり。小学校の時に日本語を習い、今でも少し覚えているそうです。

レッスンはとても楽しかったです。30分があっという間でした。普段、子供に教えているからということで、例えが色々と面白かったです。まず、初心者のトレーニングをいくつか教えていただきました。バイオリンを弾くには、まず手の形、いかに柔軟に動かせるかが大事になります。いくつか忘れてしまったのですが、自分の覚書としても以下にまとめます。(許可をもらって録音すればよかったかな)

1. 日本では「狐」と言いますが、うさぎの形を作ります。親指と、中指、薬指をくっつけて、人差し指と小指を上に立てる形ですね。この中2本の指を「うさぎの歯」に見立てて、まず、「うさぎが人参を食べますよ〜」と指を動かす練習。子供だったらうさぎさんに食いつくでしょう。

2. お金マーク(YOGAでもよく使う)を作り、親指ともう片方の指を離したりくっつけたりする。

3. ペンや鉛筆を持って練習。中指と薬指は第一関節にまずペンをおきます。それから小指をそっとのせ、人差し指は第一関節と第二関節の間におきます。最後に親指。ここまでできたら、ひっくり返して、180度バイオリンを弾くカタチにすると、あら不思議。正しい弓の持ち方ができています。

4. ペンを正しい形で持って、上下に上げ下げ。ペンは平行ではなく、立てて。手の力が試されます。

5. ペンで慣れたら、次は弓へ!弓を貼るときは触らないように気をつけます。手の脂が付いてしまうと、音色が出なくなります。最初に弓の端っこをもつのは、重くてうまくいかない。なので、真ん中を持って、平行→立てるを繰り返します。90度動かすということです。これを5回繰り返します。軽くできたら徐々に端に動かしていき、正しい位置で最後にできるように練習しましょう。人差し指で押すので、ここは重要。小指はべたっとくっつけずに、ポンと上に置く程度。ここも重要。

ここまで、弓の持ち方について。つまり、右手のあり方についてです。

では次に、左手はどうするか。

1. ギターのようにバイオリンを持ちます。左手の指を順番に置いていきます。例えば人差し指で10回、置いて離してを繰り返す。この時も、べたっと置くのではなく、先っぽをポンとおくイメージで。

最後に、弓を持って、弾いてみる。この時すでに次のレッスンの男の子がきてしまいましたが、弾くとこまでやりたいと5分オーバーで教えてもらいました。顎を置く部分の話に時間を費やしすぎたのかも。そして、わたしが時間ぴったりに来てしまったので。5分早めにつくつもりが・・・。時間はきっちり守らなければ。

1. ペペロニピッツァのリズムでボーイング。小さくボーイングです。「ぺ・ぺ・ロ・ニ・ピ・ッ・ツァ」のリズムです。ペペロニピッツァってなに?と思いましたが、覚えやすい。マカロニピッツァだっけ。少しプッシュしながらボーイング

以前、YAMAHA(日本)で女性の先生に体験レッスンで習ったことがありますが、彼女に習ったときは、ゆっくり長くボーイングをして、さらに「メリーさんの羊」を弾くところまでいきました(確か1時間だったと思います)。体験だったので、つまらなく終わらせないと思ったのかもしれませんが、テンポとしては早かったのかもしれません。いつか、アマチュアオーケストラで弾けたらいいなあというのが、かなり遠いですが、わたしの夢のひとつです。大学のオケ部に見学に行ったこともありますが、すでに3学年だったので入るまでにはいたらず。18歳に戻れたら、わたしは迷わずフィギュアスケート部とオーケストラ部に入ります。

 肩当てに付いてですが、一番安いものはスポンジで5ドル。ベーシックの調整できる肩当て(ショルダーホルダーSholder Holdarと言っていましたが、30ドルでした。36ドル、38ドル、55ドル、そして高いものは90ドルもしました。流石に手が出ないし、初心者だからそこまでお金はかけなくてよし。)調べてみると、KUNというブランドが定番のようですね。バイオリン本体も肩当ても中国製が主流ですね。レベルが上がればドイツやイタリアなど本場のを考えたらいいのかな。

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バイオリンパレットというHPから拝借

全然本文と関係ないですが、最近「ピアノ・レッスン」のサントラを気に入って聞いています。今季の坂本花織選手のフリーの曲ですが、確か紀平梨花選手もジュニアの時に使っていました。フィギュアスケートでよく使われる曲ですね。かなり有名ですし、素敵なのでぜひ聞いてみてください。「バイオリン・レッスン」はないねえ。もし映画なり、音楽なりあったらぜひ教えてください。


The Piano (1993) Soundtrack by Michael Nyman