家族との時間 - 原点 -
ここ数日、考えます。
自分が誰のどこに似ているのか、また親戚との繋がりについて
昨年くらいから、今までほとんど繋がりのなかった親戚や家族との時間が増えています。祖母方の家族もそうだし、法事に参加して多くの知り合いができ、また今回も。普段、合わない人から、誰かの面影があると言われると、なんだか不思議な気持ちがします。そして、自分の家族の歴史、いわゆるFamily Historyに思いをはせます。NHKの番組で有名な方々のFamily Historyをやっていますが、あれ、一般人向けにもやってほしいくらい。全ての家族におそらく壮絶な歴史があるのでしょう。
わたしがふと思ったのは、絵を描くことや文章をかく事は、いつでもどこでもできるなという事。パソコンがなくても、鉛筆よ紙があれば実現可能です。そんな基本的なことに今更気づく。だから、わたしは下手なりにも文章を書いていこうと思っています。
仕事につながるかどうかは別として。
わたしの祖父は、日記を何十年も書いていましたが、それは「事実」を「詳細」に記録するためのノート。つまり、実験ノートに近いものでした。だから、それを見直せば、いつどこで自分が何をしていたのか、全てわかります。わたしは割と、その時考えていることや、おこった事実に対して、自分がどういう感情を抱いたかに重点をおいて書いていた日記ですが、見方を変えれば「自分を実験台にした実験ノート」を作ることも可能なのです。
大学1年生の時に、実験がめちゃくちゃ遅くて居残っているわたしを含めた数人の学生に先輩が言いました。
実験は料理と同じだ。だから、実験の手際が上手ければ料理もうまいし、料理の手順がスムーズでうまいやつは、実験もうまい。
本当にそう思います。わたしはだから、実験も料理もど下手くそです。
